おはようさん 2012.4.5.

大阪も桜が満開の朝です。
花屋さんには色とりどりの春の花々が並んでいます。
好きな色、好きな花は人それぞれ。
あらゆる色が日々の生活の中にあふれ出てるのは、自由と平和の象徴です。
それでもみんな桜が好き。
蕾のまま長い冬を越えて、
春の日射しに一斉に目覚めて、
ぱっと元気いっぱいに花咲く桜さんたち。
誰にもどんな人にも生き生き元気なエネルギーをくれるから、みんな、桜さんを見上げたくなるのでしょう。
生命エネルギー、生きるということは、桜色したエネルギーそのものですね。


スピリチュアルなリーダーさんたちは「私は宗教ではありません」って言います。
うん、まぁ、そうだよね。既存の宗教でも新興宗教でもない感じだし・・・でスルーしちゃってきたけど、フッと気になって考えてみました。
既存の宗教も新興宗教も、自分がナンバーワン、オンリーワンです。
他の宗教を認めなかったり、認めても自分の方が優れている！な裏心が見え隠れしてます。
あるスピリチュアル・リーダーの言動が宗教になるかの境界線も、その排他的かどうかのラインにあります。
教義そのものは「それもありだよ」なんだけど、あの一点だけは違う・・というのならわかります。
どの宗教や教義も元は光さんから来ています。
だから教え・教義を掘り下げていけば、どれも同じですが、それじゃ世の中が楽しめません。
でも、教義まるごとダメだ、あの宗教の人はダメだ、と否定するのはいけませんね。
「あるがままに認めて、素直に許して、愛して、信じて」の光さんの言葉に影が出来ちゃいますから。

宗教とスピリチュアルの違い。ザクッと言えば、
排他的に攻撃・仲間の囲い込みをするのが宗教。
これが真実だけど、あなた、知らないの？って人より聖人ぶりたいのがスピリチュアル。

ある真実に気づいたら、あれはこうなんだよ、ってみんなに知らせたくなります。
へぇ、そうなんだ、ってみんながみんなに知らせていってくれます。
みんな気づいてくれて、うれしいなぁ、ありがたいなぁ、幸せだなぁ。

やがて、気づいてくれない人やわかってくれない人が現れます。
気づいてくれない人も、わかってくれない人もいるけど、それでいいんだよ、大丈夫だよ、って言えればいいのですが、純粋さ、優しさが邪魔してきます。
なぜわかってくれないの？　こんなことに気づけないの？
もっとみんなにわかって欲しいんだ！　
気がつけば、我欲の祟り神に変身して猪突猛進しています。
もう、宗教とスピリチュアルのミックスサンドです。
焦りながら、叫びます「私は宗教ではありません」

音楽の世界。ロックもクラッシックもジャズもPOPもなんでもありです。
パンクで元気をもらってる人もいれば、民謡に心癒やされる人もいます。
音楽にオンリーワン、ベストワンはありません。
俺は＊＊が好きだ！他の音楽は音楽なんかじゃない！って人とは、お友だちになりたくないですね。
もちろん、同じ音楽が好きだと話が盛り上がって楽しいです。
でも、未知なるジャンルの音楽にチャレンジしてみるのもワクワクして楽しいです。
これが好き！　これはちょっと苦手だよ。　これ、わかんない。
それでいいのです。それが生きるってこと、今を楽しむってことだから。
どの音楽もミューズの神さまから降ってきます。
だから、どの音楽も元の元は光さんの鼻歌です。
宗教やスピリチュアルな気づきも同じです。
どの教義にも、だれの教えにも元を辿れば光さんのつぶやきです。
音楽も世界も、美術の世界も、精神世界も、
「うれしいなぁ、ありがたいなぁ、幸せだなぁ」な気持ちのままでいたいものです。