おはようさん 2012.4.16.

MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012が始まりました。
去年の、がんばろう！みんな、大丈夫だよ！のメッセージが一転して、
Goodbye,the End of the World. Let's go to the Light.が感じ取れた二日間でした。
2001-2010年の作品集CDとのタイアップ的なPOPSAURUSコンサートなのだけど、
今日は自由に思いっきりやらせてもらいます！と叫んでいたとおり、音楽コンテンツ世界に、それは原子力村と揶揄される巨大な闇のちからと同じものだけど、彼らなりの最大限の抵抗を示しているようで、
悲しさ、哀れ、やるせなさ・・・絶望が足下に漂っていたように感じられました。

長い間、封印していた曲　♪1999年、夏、沖縄♪をLiveで聞きながら、
♪酒の味を覚え始めてからは いろんなモノを飲み歩きもしました
そして世界一のお酒を見つけました それは必死で働いた後の酒です
戦後の日本を支えた物の正体が 何となく透けて見えるこの頃は
平和とは自由とは何か 国家とは家族とは何か 柄にもなく考えたりもしています♪

戦後の日本を支えたもの・・・忍耐と努力、そして創造　だと思います。
去年の原発爆発で、一瞬見えた光の世界は、停電もさまざまな不便も忍耐・努力と創意工夫で乗り越えて、脱原発の世界リーダーに、新エネルギー産業の中心になっている日本でした。
若者はフレッシュな発想で、年寄りは臨機応変な経験で手を取り合って、助け合って、みんな、キラキラ目な笑顔で必死に働いている社会でした。

すぐに闇が光を飲み込んで、古い世界の大魔王がどんどん大きくなっていっても、オセロのように、きっと闇から光へひっくり返るさ・・大丈夫さ・・と前を、上を見上げていました。
でも、今年になって・・・ちがいます。合格発表が終わってしまったような・・・気だるさ。。。
もちろんまだ追加合格もあります。チャンスはまだあります。
ただ、ダメなものはダメ、と神さまにダメ出しされてしまった感じです。

今年になって、古い世界の縮退がはっきり感じられてきました。
縮退、それは歴史をさかのぼっていきます。
輪廻転生と因果応報がすべてを闇のブラックホールへと落とし込みます。
戦争、奴隷、従属、貧困・・・
独裁、皇帝、裏切り、憎悪・・・
忍耐も努力も創意工夫も消し去られてしまいます。

♪神は我等を救い賜うのでしょうか それとも科学がそれに代わるのでしょうか
永遠でありたいと思うのは野暮でしょうか 全能でありたいと願うのはエゴでしょうか♪
1999年には、まだ夢を持てました。　神も生きていました。
2012年・・・神さまは死んだのでしょうか・・・

♪生まれた場所を離れ 夢からも遠くそれて あぁ僕はどこへ辿り着くのだろう♪

日本は原発で、世界は宗教対立とお金で、みんな、荒波の海へ放り出されます。
何にしがみついているのか？　　それで流れ着く先が決まります。
私は「和・輪・笑」にしがみついて・・・さて、どこへ辿り着くのだろうな？
そこには誰が、どんな人たちが流れ着いているのかな？
神さまにドボーンと荒海へ放り込まれるくらいなら、マイ浮き輪にしがみついて、飛び込んじゃおうかな。
そして、どんなところに辿り着くのかな？　こんなところだったらいいな、こんな人たちがいたらいいなって妄想しながら、流されるままだけど、バタ足して前へ進んでいきたいものです。