おはようさん 2012.2.23.

大阪は昨夜から本降りの雨。
おかげさまで、暖房も一息ついてる暖かな朝でした。
立春を過ぎると不思議なもので、お日さまはグングン元気いっぱいになってくるし、大地も雨をグイグイ飲み込んでくれます。
よーく見ると、木々の新芽も育ち始め、冬が大好きなお花さんたちはそろそろ店じまいに入っています。
去年までは、一日・一ヶ月の時間が年々どんどん速く流れ去り凝縮されてきましたが、新しい年になって、時間の流れがとてもゆったりしているように感じています。
それは心地よい、こころの平安の上に浮かんでいるようで、
激流が大滝となって流れ落ちた後、今は緩やかに流れている気分かな。
なんとなくだけど、時の流れが止まった、終わった・・・感じ。
それは、時の流れから自由になった、時の流れの上に浮かんでいる感じです。
川の中では相変わらず、善悪優劣大小の比べ合いっこ、幸せの奪い合いっこが繰り広げられているのも垣間見えるけど・・・もういいよね、それはそれでいいんだよ・・・
笹舟がクルクル回りながら流れ去っていくのを眺めています。
羽化したてのトンボのように、今は羽を休めながら、川とは比べものにならないくらい無限に拡がる大地と大空に夢を馳せています。
どんな森がお花畑が待っているのかな？
どんなお友だちに出会えるのかな？
想像もつかないような世界が今、この羽の先にあるんだ。
そんな昇りきった安堵感が、早春の輝きの下でパンのようにふっくら＆ほんわかと膨らんでいるのですね。